日本の情報産業が廃れる日

と、かっこよく?タイトルをつけてみた。
まぁ。Winnyについてだけどね。
有罪かよ。僕は、司法の英断を期待していたのだけど、結局・・・ですな。
金子氏も「私だけでなく、日本のソフトウェア技術者が曖昧な『幇助』の可能性に萎縮して、有用な技術開発を止めてしまう結果になることが何よりも残念です」
とコメントしているように、有用な使用方法をできるものが、犯罪の一端を担いだのだから、おまえ幇助、とか言われるのはなんかもうぅって感じですよ。
たしかに金子氏自身、ちょっと過激な発言があったような気もするが、まぁ、でも
、「『違法なファイルのやりとりをしないでください』と言い続けてきましたし、2ちゃんねるなどの書き込みでも違法なファイルのやりとりをしないようにと繰り返しお願いしてきました。私は、どうすれば私の真意をみなさんに理解してもらえるのでしょうか」
ともいっているようだしな。やっぱり、英断がほしかったな。一応、司法と政府は分離されているといっても、なにか政府の今の態度として見えてしまう。
今の日本の情報産業は、新しい技術よりも、業務アプリなどの開発とか受注開発がメインであり、確かにそれが、お金それなりに簡単にを生みやすいというのは、わかる。
それをやるのも駄目とは思わない。企業にはお金という体力が必要なのは当然だしね。
ただ、そっちばっかりに走ってしまうと、将来はアメリカをはじめインドとかに食われてしまうと思う。
技術立国日本、っていう言葉を聴くけど、情報産業の分野ではぜんぜんそんな気がしない。
でも、これは、日本に優秀な技術者がいないというわけではなくて、金子さんも天才プログラマと呼べる人だし、
大手企業にも、多くの優秀な技術者がいるし、ベンチャーや大学内にもいる。
ただそれを、日本の政府や日本の社会が、上手くくみ出し、表にだしてこないのがいけないのだと思う。
確か、「大手企業、NTTや富士通NECなど、ひとつでも倒産させてしまえば、かなり良い」というブログを読んだ。
大手企業にもかなり優秀な人がいるけど、誰でもできるような仕事しかしておらず塩漬け状態を打破するために、
人材の流通をおこなうために1つでも倒産させるとう考え方。ただ、多くの社員やその家族達をどうするかという問題はあるが。
ということでした。あぁーーそうなのかもーーと納得してしまった。


ということで、阿部首相、「闘う政治家」と自分で言ってるぐらいなんだから、もっと闘ってくれよ!!